なぜ慢性痛が起こるのか〜カイロプラクティック病理学から見る症状の原因〜
はじめに
「今まではなんともなかったのに、ある日突然肩が痛くて上がらなくなった」
「いつの間にか、常に腰に痛みやハリを感じるようになった」
「ある日突然痛みが出た」り「いつの間にか痛くなっていた」り、こんな経験をしたことがある人はきっと多いはず。あなたも、その一人かもしれません。
今回は、慢性痛の原因を、カイロプラクティックの視点から詳しく解説していきます。
この記事を書いた人
池垣 大夢【明石駅徒歩2分 人気整体サロンの店長】
- カイロプラクター(歴7年 月100万円売上)
- JCA(日本カイロプラクティック連合会)会員
- JCCE(日本カイロプラクティック教育諮問委員会)会員
結論から言うと、慢性痛の原因は以下の3つです。
この3つのよって慢性痛が起こるメカニズムと、ゆがみを引き起こしやすい生活習慣をこれから詳しく見ていきましょう。
慢性痛のメカニズム
慢性痛が起こるまでの過程を図にしてみると、このようになります。
上の図を詳しく解説すると以下の通りとなります。
- つまずきや転倒、日常の姿勢などにより、背骨や骨盤にゆがみが生じる。
- ゆがみにより関節の動きが悪くなる、関節に過度な負担がかかるなどの異変が現れる。それによって関節が傷ついたり、椎間板の変性が起こる。
- 関節への過度な負担により、関節周囲でうっ血(静脈内に血液が溜まっている状態)が起きる。これにより関節付近の血管や神経の流れが悪くなり、酸素や栄養が不足したり、神経伝達異常が起こる。背骨の付近には太い神経や血管が通っているため、全身に悪影響を及ぼします。
- 3の状態が長期化すると、筋肉・内臓系・免疫系・神経系に異常が現れる。
- 4の状態が長期化すると、慢性痛をはじめとするさまざまな症状が引き起こされる。症状は痛みやしびれのみならず、内臓疾患や精神疾患も現れる。また2の状態の長期化は、関節の老化を早めるため関節の変形が起こりやすくなる。
※ヘンリク・ジーモン著「カイロプラクティックテクニック教本」P19〜20を一部引用しています。
このように、日常生活で発生した背骨や骨盤のゆがみが長期間放置されることが、慢性痛およびさまざまな症状の原因なのです。
この背骨や骨盤のゆがみを整えて、慢性痛などの症状の改善・予防をするのがカイロプラクティック療法の大きな目的です。
ここで抑えておきたいポイントは以下の2つです。
この2つはぜひ覚えておいてください!!
ゆがみを引き起こしやすい生活習慣
先ほども書きましたが、背骨や骨盤のゆがみが長期間放置されることが症状の原因なので、ゆがみを整えることはとても大事です。そして、同時に「ゆがみを作らない」のも重要になってきます。
ですが、なぜゆがみが引き起こされるのかを知らないと気をつけようがありませんよね?
ここではゆがみを引き起こしやすい生活習慣を8つ紹介します。
他にもあるのですが、代表的なものを挙げてみました。
この中で、心当たりがあるものが4つ以上の人はかなりゆがみが強いと思われますので、現在は症状が出ていなくてもカイロプラクティックを受けてみることをオススメします。
まとめ
今回のブログの内容をまとめると
健康の維持・増進のために今回のブログを参考にしていただければ幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございます!!
学生時代の部活動での怪我をきっかけに、19歳からカイロプラクティックを学び始める。
2021年1月〜【明石駅前整体サロン Salon de Betory】店長
・JCA(日本カイロプラクティック連合会)正会員
・JCCE(日本カイロプラクティック教育諮問委員会)会員
・明石市子育て支援講師