変形性関節症の原因と改善方法
【変形性関節症とは】
変形性関節症とは、関節のクッションの役割をしている軟骨がすり減ることによって起こります。
筋肉の緊張や加齢による筋肉低下、スポーツなどによる反復動作、関節のずれによって関節に過度な負担がかかると、筋肉や腱で炎症が起こり始めます。その状態が長年続くと関節軟骨にも負荷がかかり、軟骨がすり減ると関節自体が炎症を起こすようになり、痛みや腫れ、水が溜まるなどの症状が現れます。
炎症が慢性化してくると、周囲の組織(関節包や靱帯、筋肉など)が変性を起こして硬くなり関節の曲げ伸ばしがしにくくなります。
さらに症状が進行すると軟骨が完全になくなり、骨同士がぶつかることで関節を動かすときに強い痛みを感じるようになります。
変形性関節症が起こりやすい部位としては、日常的に負荷がかかりやすい膝や股関節が多く、肥満の人やスポーツなどで膝を酷使している人は、発症が早まる傾向にあります。
【変形性関節症の原因】
変形性関節症の原因としては、以下のようなものが挙げられます。
- 怪我…筋肉や靱帯を痛めている場合、関節への負荷が高まります。
- 肥満…膝や股関節への負荷がかかりやすくなります。
- 姿勢不良…姿勢が悪いと関節に大きな負荷がかかります。
- 筋力不足…筋力が少ないと、関節に負荷がかかりやすくなります。
- 加齢…関節包や筋肉・靱帯が硬くなることで関節機能が低下。結果負荷がかかりやすくなります。
【変形性関節症の改善方法・予防方法】
カイロプラクティック(整体)サロンであるBetoryでは、変形性関節症の改善方法として
姿勢調整によって関節への負担を軽減させる
コンドロイチンやグルコサミンなどのサプリメント摂取によって関節軟骨の摩耗を予防する
運動療法により関節に効率的に負荷を与え、酸素や栄養に富んだ滑液を届ける
などを行います。
変形性関節症は症状が進行するほど改善が困難ですので、早めの治療、予防がお勧めです。
今現在症状がなくても、先ほど紹介した変形性関節症の原因に当てはまっていたり、腰痛や骨盤の歪みが気になっている人は将来的に膝や股関節の変形性関節症になる可能性が高いので、カイロプラクティック(整体)による早めのケアがお勧めです。
学生時代の部活動での怪我をきっかけに、19歳からカイロプラクティックを学び始める。
2021年1月〜【明石駅前整体サロン Salon de Betory】店長
・JCA(日本カイロプラクティック連合会)正会員
・JCCE(日本カイロプラクティック教育諮問委員会)会員
・明石市子育て支援講師